綺麗で強いのが好きなのは生物の本能。と同時に…

猿もライオンも、虫も鳥も魚も、綺麗で強いのが子孫繁栄のために選ばれる。
生物 ならば必ず、種(しゅ)を残すために、それが生存本能に埋め込まれている。
だから、我ら人間が、強くて綺麗なものを好むのは、かなり原始的に当然のことと言える。

綺麗で強いものに憧れ、それを良しとするのは、恥ずかしいことでも反モラルでもなんでもない。
種の保存のためにあまりにも深く脳幹に埋め込まれている、生存のための本能なのだ。

では、種の保存に「役立たない」ものは居なくて良いのか?

そんなことはない。
さまざまな生物たちが、弱ったもの、困っているものを集団で助ける習性が観察されている。
ある一人の俺様が特別に生き残るのが自然の法則なのではなく、集団として弱いものも一緒に生き残っていく、つまり集団としての繁栄、それが自然の法則なのだ。

異質なものの排除についてはどうだろう?

我らは似たもの同士で集まりたがるが、同じ部族内のみでの生殖が行われて、違う血が入らないと、遺伝情報が寧ろおかしなことになっていくのは良く知られている。いわゆる近親婚だ。それでわかるように、異質なものを受け入れることが、そもそも自然の法則では奨励されているのだ。

綺麗で強いものに惹かれるのはあたりまえ。
弱いもの、異質なものを受け入れるのも、実はものすごく必要。

この両者を常に意識して、どうすれば自分の中でそのバランスをとっていくかを考える。

それも【Live Interaction】


Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA